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ブログ文章術超基本 主語と述語の関係

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みなさんこんにちは。白豚です。

 

ブログをはじめて2か月が過ぎました。

 

私のブログの文章術について振り返ってみてみると、急いで書いた文章では、少し文章の主語と述語の関係や、修飾語と被修飾語の関係がおかしいものもありました・

 

普段から私は大学教員として文章を書く機会が多くあります。

 

当然自分の論文も執筆します。卒論の指導や授業の準備でも文章を書くので、大学教員は文章を書く機会が多い仕事だといえます。

 

仕事で作成する文章では、この主語と述語の関係と、修飾語と被修飾語の関係にかなり細かく注意し、できるだけ読みやすい文章を作成することを心掛けています。

 

特に主語と述語を対応させることは人に伝わる文章を作成するうえで基本かつ非常に大切なことです。

 

卒論指導の際には、主語と述語が対応していない文が多すぎるために、指導教員の私が読んでも何を言っているのか全く分からない文章になっていることが多々あります。

 

大学教員は、文章を書く機会が多いだけでなく、学生に文章の指導もしなければなりません。

 

ブログでもその文章術をいかしていきたいところではあるのですが、記事を作成するスピードを重視するために少し、伝わりづらくなってしまっていることもあるので今後は気を付けていきたいと思います。

 

今日は、文章を書く際に気を付けるべき、主語と述語・修飾語と被修飾語について書いていきたいと思います。

 

主語と述語

主語とは

主語とは動作や状態の主体となる言葉のことです。

例えば、

 

私は熱心に働く人を探しています。』という文章であれば、「私は」が主語となります。

 

~は~だ。~が~した。の「~は」や「~が」にあたる部分が主語であるといえます。

 

述語とは

述語とは動作や状態を表す言葉のことです。

 

私は熱心に働く人を探しています。』という文章であれば「探しています」が述語(部)になります。

(正式には「探しています」は2文節なので述部といいますが、専門外ではこのひとまとまりを述語と考えてよいと思います)

 

~は~だ。~が~した。の「~だ。」や「~した」にあたる部分が述語であるといえます。

 

主語と述語の関係について

 

私は熱心に働く人を探しています。

 

この文の骨組みは、

 

主語=私は

述語=探しています

 

となります

 

この文を最も簡単に示すなら、「私は探しています。」となります

 

つまり、この文に限らず一文では、主語と述語が文の土台になります。

 

ですから、文章を書く場合には、文の骨格となる主語・述語の関係をはっきりと意識することが大切です。

 

主語述語以外の言葉は何の働きがあるのか?

私は熱心に働く人を探しています。

 

から主語と述語を消すと「熱心に」「働く」「人を」の三つが残ります。

 

「熱心に」はどのように?という状態を示す言葉です。

 

『私は熱心に働く人を探しています。』という文では、「熱心に働く」・「熱心に探しています

どちらともとることができます。

 

「人を」は何を探しているのかの何?を示す言葉です。

 

「働く」は「人を」のどんな?を示す言葉です。

 

つまりこれら3つは他の言葉を説明したり、補足したりする役割を果たしています。

 

主語と述語に関する練習問題

主語と述語に関して理解を深めるために、練習問題に取り組んでみてください。

 

難しくはないと思いますが、しっかりと考えることで文章力アップにつながると思いますのでぜひ取り組んでみてください。

 

メロスは村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮らしてきた。

 

下線を付けた文の

  1. 主語を答えてください
  2. 述語(述部)を答えてください
  3. 他の言葉を説明したり、補足したりする役割を果たしている言葉を挙げてください。

 

答え合わせ

  1. これは少し意地悪な問題ではあるのですが、この文に主語はありません。ただし下線をつけた文の前の文から「メロスは」が主語であることを類推することができます。

 

  1. 述語は、「吹き」と「暮らしてきた」の2つが考えられる。

 

メロスは笛を吹いた

メロスは暮らしてきた

  

の2つの文が一つの文として表現されています。このようなものを重文といいます。

 

この程度の長さの文であれば重文であっても、主語と述語の関係が分からなくなることはないと思います。

 

しかし、長い文になると主語と述語の関係が分かりづらくなります

 

そうなると、意味が伝わらない文章となってしまうのです。

 

伝わりづらい重文を避けるための基本的な対策としては、一文を短くすることです。

 

一文とは。から。までのことを言います。

 

読み手に伝わりやすい文章を書くためには一文を60字以内にするのが基本だといわれています。

 

皆さんもブログの文章力アップのためにぜひ意識してください。

 

  1. 他の言葉を説明したり、補足したりする役割を果たしている言葉は、「笛を」「羊と」「遊んで」の3つになります。

 

他の言葉を説明したり、補足したりする言葉を修飾語といい、説明される語、補足される語を被修飾語といいます。

 

修飾語と被修飾語の関係についてもまた記事にしたいと思います。

 

 

まとめ

 

文章を書いていくうえで、主語と述語を対応させることが最も大切です。

 

私もこのブログでは書くスピードを優先するあまりに、文章が雑になってしまっていることもあり、自分を戒めるためにもこの記事を書きました。

 

丁寧に書いていくことで、今後、より皆さんに読んでいただけるようなブログにしていきたいと思います。

 

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