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給料が1万円アップする価値と支出の削減の効果

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みなさんこんにちは。白豚です。

 

私は大学教員をしていて、毎月勤務する大学(学校法人)からお給料を頂いています。

 

毎月の労働に対して、所属する組織からの対価としてお金を受け取るという意味では仕事内容や勤務形態の特殊性はあるにせよ、大学教員も給料をもらうサラリーマンの一員ということができます。

 

この四月にうれしい出来事がありました。

 

毎月の給料が一万円ほどアップしたのです。

 

月給がアップしたので、毎月の生活レベルを上げることも可能ではありますが、アップした分については投資額の上乗せに回したいと思います。

 

ここでは、月に給料が1万円上がることの価値について考えてみたいと思います。

 

 

 

給料が一万円アップすれば投資資金が100%上がる?

 

給料が一万円アップする価値を考えます。

 

下の図は毎月15万円の手取り額だった人が年に1万円ずつ昇給していく図です。

 

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月々の生活費が15万円だとすると、1年目は投資資金は0円です。

 

これではFIREを目指すこともできません。

 

2年目になりました。手取りが16万円になりました。

 

すると、生活費を変えなかったので1万円の投資資金がうまれました。

 

3年目になりました。手取りが17万円に増えました。

 

すると投資資金は2万円になりました。1万円から100%アップです!

 

100%アップということは2倍になるということで、1万円の月給アップは、投資行動に大きなインパクトを与えます。

 

給料がまだあまり高くない場合には特にこのインパクトが大きくなります。

 

月給26万円と月給16万円の大きな差

 

給料があまり高くない場合には月給1万円アップは投資活動において大きなインパクトがありますが、月給26万円と16万円の人の差は強烈です。

 

月給の割合で計算すると、月給26万の人は16万の人の1.625倍の給料ということができます。

 

しかし、投資資金を見ると、月給26万の人は11万の資金があるのに対して、月給16万の人の投資資金は1万円にとどまります。

 

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両者の間に11倍の差が生じているということになります。つまり、11倍のスピードで投資活動をすることができます。

 

さらに、この11倍という数字は投資期間が長くなることとても大きな額になります。

 

毎月11万円を5%複利で10年積立した場合には、17,081,051円となります。

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毎月1万円を5%複利で10年積立した場合には、1,552,823円となります。

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その差は15,528,228円です。

 

さらに、積立期間を長くして30年にしてみます。

 

毎月11万円を5%複利で30年積立した場合には、91,458,450円となります。

 

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毎月1万円を5%複利で30年積立した場合には、8,322,586円となります。

 

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その差は83,135,864円です。私が住んいるところであれば家が3件くらい買えそうな額になります。

 

このことからも、いかに早い時期に投資資金を増大させるかということの重要性がわかります。

 

給料はなかなか増えないので……

 

給料を増やしたいところではありますが、給料はなかなか増えないのが現実だと思います。

 

ふつう給料を増やすには、転職をするか、社内や学校内での役職が昇格することが必要になります。

 

私の場合、今年は1万円も昇給しましたが、年齢が上がるごとに毎年の昇給の幅は小さくなる見通しです。

 

そのため、投資資金を増やすためには支出、つまり生活費を下げるしかありません。

 

下の図のように、去年より、生活費を2万下げることができれば1万円の昇給と合わせて3万円の投資資金を増やすことができます。

 

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基本的な話ですが、投資可能資金=収入―支出です。

 

わたしも、支出の抑制にはまだまだ甘い点があり、支出を抑える工夫を重ねて早い段階での投資資金の増加を目指したいと思います。

 

 

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