経済的自由に向けた個人投資家のKPIとKGIの関係 KPIツリーを用いて簡単に解説
皆さんこんにちは。
白豚です。
みなさん投資をするにあたってKPIをどのように設定してるでしょうか?
KPIという言葉はよく耳にすると思いますが、ビジネスの世界にはKGIという言葉もあります。
KPIとKGIが同じになってしまっているなぁという人も中には見受けられます。
そこで、今日はKPIとKGIの関係についてKPIツリーを用いながら簡単に解説していきます。
難しそうな英語が並んでいますが難しい話ではありません。
KPIとは?KGIとは?
KPIという言葉はビジネスの世界で当たり前のように使われており、投資ブロガーにも使われている方もたくさんいます。
KPIとは、Key Performance Indicatorの略語で、日本語にすると「重要業績評価指標」という意味です。
つまりKPIとは目標を達成する上で、その達成度合いを計測・監視するための定量的な指標のことになります。。
個人投資家のみなさんのブログを覗くと配当金の入金額をKPIとする方が多くみられます。
多くの人が経済的自由を目標に掲げるなかで、保有しているだけで定期的にお金を運んできてくれる不労所得のひとつである配当金の額を重要業績指標としているということになります。
KPIという言葉が広く知られる一方で、KGIという言葉があります。
KGIとはKey Goal Indicatorの略語でビジネスの最終目標を定量的に評価できる指標のことです。
重要目標達成指標とも呼ばれます。
経済的自由(不労所得>生活費)を目標とする場合、生活費に対する不労所得率などがKGIということができます。
何をKPIに設定するかによって投資方針が変わり、投資行動が変化することになります。
KPIとKGIの関係をKPIツリーを用いて解説
下の図はKPIツリーと呼ばれるもので私が自作しました。
不動産所得が不労所得なのかどうかや、各要素間の関係、さらに細かく考えていくとほかにも様々な要素があるといえますが、ここでは話が込み入りすぎないようにシンプルにしたものを作成してあります。
KPIツリーはKGIとKPIで構成されるもので、KGIを一番上に置きます。
KPIはKGIを分解した要素を出していきます。
経済的自由(不労所得>生活費)を分解すると、不労所得と生活費に分解できます。
不労所得を分解していくと、配当金、不動産収入、その他の権利収入に分解できます。
以下、さらに下の階層までそれぞれ分解していきます。
そうするとこのように、KGIを構成する指標が可視化されるのです。
KPIツリーは「いちばん上に置いたKGIを向上させるためには、どこを強化すればいいのか」を視覚的に見えやすくすることができます。
物事を構造化して考えていくと、目標に対しての対策が立てやすくなるのです。
この可視化された指標の中からKPI(Key Performance Indicator:最重要業績指標)を定めていくということになります。
何をKPIに設定するのかは個人の自由となりますが、多くの人が配当金の額をKPIにしているようです。
KPIとKGIの関係についても理解すると、配当金でなく、ほかの指標をKPIに変更しようという人も出てくるかもしれません。
今回私が作成したKPIツリーには要素のモレなどがいくつかあると思われます。
みなさんもぜひKPIツリーを自作してみてください。
自作する過程でいろいろ見えてくることがあるはずです。