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コロナショック第1波で白豚がとった行動 ちびちび買いを学ぶ

新型コロナウイルス感染症が2月ごろから世界に広がり始め、3月には歴史的な暴落が相次ぎました。

 

アメリカのダウ平均株価(ダウ工業株30種)は、3月16日に3,000ドル近く暴落しましたが、これはダウ平均株価の過去最大の下げ幅となりました。

 

一時は2万ドルを下回りましたが、3月最終週から徐々に上がり始め、現在は24000前後に落ち着いています。

 

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この先に新型コロナウィルスの第2波が来て再度暴落が来るのか、このまま上がり続けるのかはわかりません。

 

私は第2波が来て再度、暴落局面が来ると思っています。

 

効果の高いワクチンが開発されなければ感染が終息する理屈がないと思っているからです。

 

さて、未来のことはわかりませんが、2月末からここまでとった私の投資行動を備忘録として、そして省察する材料として整理したいと思います。

 

基本的にバイアンドホールドなので買付けのみの投資行動となりました。売りはおこなっていません。

 

2月後半の買付け

約定日 ティッカー 決済通貨 株数 単価[ドル] 為替レート 受渡金額(ドル) 受渡金額(円)
2020/2/28 VIG 7 119.67 109.76 - 92,397.00

 

2月末の下落初期にVIGを7株92397円分買いつけました。

 

連続増配株ETFということで、将来の配当金増を期待して保有していました。

 

今後まだ下がるかなと思いながら様子見で買い付けました。

 

振り返ってみればもう少しちびちび買付けしていればよかったです。

 

3月の買付け

約定日 ティッカー 決済通貨 株数 単価[ドル] 為替レート 受渡金額(ドル) 受渡金額(円)
2020/3/2 VOO 3 265 107.86 - 85,748.00
2020/3/9 VOO 1 268.78 104.46 - 28,076.00
2020/3/9 SPYD 4 33.135 104.46 - 13,912.00
2020/3/10 VOO 1 255.71 103.73 - 26,524.00
2020/3/11 XOM 2 43.165 105.24 - 9,127.00
2020/3/18 VOO 1 223.79 107.71 - 24,104.00
2020/3/18 SPYD USドル 2 24.66 107.71 49.56 -
2020/3/24 VOO 1 205.3 110.69 - 22,724.00
2020/3/24 ARCC USドル 1 9.3899 110.69 9.43 -
2020/3/30 ARCC 5 11.27 107.82 - 6,103.00
2020/3/30 VIG 2 101.01 107.82 - 21,887.00
2020/3/30 HDV 2 70.15 107.82 - 15,200.00
2020/3/31 VOO 1 234.92 108.83 - 25,566.00

3月は合計で279,871円の買付けと58.89ドルの買付けを行いました。

 

ドルで買い付けているのは配当再投資の分になります。

 

3月は合計で28万円ほど買付けていました。思っていたよりも多かったです。

 

3月の頭から、どこまで下がるかわからないと思ったので、ちびちび買い増しをしました。

 

VOOについては3/2(月)に3株買いましたが、まだまだ下がると思ったので、翌週からは4/14まで基本的に月曜日に1株ずつ買い増していきました。

 

この方法は振り返ってみてよい投資行動だったと思います。乱高下中は機械的にちびちび買うのが良いと思いました。

 

また、そのほか高配当個別株をちびちび買付けし株数を増やしました。

 

原油価格がマイナスをつけた時期もあり、XOMは30ドルをぎりぎり下回らないところまで下がった時期もありましたがその時に買えなかったのが反省です。

 

XOMに関しては、2株で買ったタイミングがありましたが、時期をずらして1株ずつでよかったなという反省があります。

 

英国オイルメジャーのロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】が66%の大幅減配を発表しましたが、米国のXOMは配当額を維持しました。さすが米国株です。

 

4月の買付け

約定日 ティッカー 決済通貨 株数 単価[ドル] 為替レート 受渡金額(ドル) 受渡金額(円)
2020/4/3 T USドル 1 28 108.34 28.13 -
2020/4/7 VOO 1 236.96 109.35 - 25,911.00
2020/4/7 ARCC USドル 1 9.83 109.35 9.87 -
2020/4/7 SPXL 1 25.83 109.35 - 2,837.00
2020/4/10 XOM 6 45.14 108.86 - 29,627.00
2020/4/14 VOO 1 251.69 107.9 - 27,157.00
2020/4/21 HDV 1 78.81 108.04 - 8,554.00

4月は合計で95,086円の買付けと38.00ドルの買付けを行いました。

 

ドルで買い付けているのは配当再投資の分になります。

 

VOOは4/14まで毎週月曜日に買っていました。

 

4/10のXOM6株買いは失敗しています。分割して買うべきでした。

 

4/7に禁断のSPXLを1株買いました。SPXLはS&P500の3倍の値動きを目指すETFです。

 

いつか暴落が来たら買うぞ!と思っていたものの落ちるナイフをつかみに行く勇気はなく、4/7のぼちぼち上がってきたかなというところで買い付けました。

 

様子見の1株です。

 

様子見で買ったものの値動きが激しいのでその後ビビッて傍観しています。

 

二番底に向けて本格的に動き出した時には買いかたのルールを決めて機械的に買い増していこうと思います。

 

まとめ

 2月末から4月末までの投資行動を振り返りました。

 

買い付け額と買付け日を確認しながら文字にしていくことでとても良い反省ができました。

 

この2か月でおよそ47万円の買付けを行っていました。現在の証券会社の残高が470万円ほどなので1割程度の額になります。

 

このほかにも投資信託で米国株以外も含みますが、積立NISAも含めて月に9万円程度の積立投信をしています。

 

こちらは毎月の定期買付けなので新型コロナ感染症が拡大しようが、嵐が来ようが、槍が降ろうがそのまま放置です。

 

計算してみると新型コロナショック第1波で投資に回した額は自分が思っていたよりも多かったです。

 

以前から、暴落時には買うぞ!!と思っていたのでそれなりに良い投資行動ができたと思っています。

 

VOOに関しては途中からルールを決めてちびちび買いをしましたが、これもやってみてよかったです。

 

暴落時にはルールを決めてちびちび買っていくのが良いとわかりました。

 

ちびちび買いができるのも、米国株の手数料体系が昨年改良されたからです。

 

現在は1取引につき約定代金の0.45%手数料がかかりますが、昨年までは約定代金が約1113.33ドルまでは、一律5ドルの最低取引手数料がかかっていました。

 

 

そのため10万円分ほど買わないといわゆる手数料負けをしてしまっていたのです。

 

さらに、楽天証券ならVOOをはじめとした有力なETFが手数料無料で買えます。

 

これもありがたい話です。

 

何はともあれ、このコロナショック第1波でちびちび買いの有効性を学んだので次回の暴落時に活かします。

 

現在は現金比率が下がっています。

 

個人的には6月末のボーナスが入り(例年通りボーナスが出るかはまだわからないですが)、現金比率が高まるので、そのころに下げが来ると資産増大のアクセルにすることができそうです。

 

しばらくはいったん我慢の時期です。

 

しかしいつ下がるのか、ボーナスが出るのかは神のみぞ知る。