記憶にも記録にも残るVOO コロナショックの記憶よ永遠に
みなさんこんにちは。白豚です。
突然ですがみなさん米国株ETFのVOOを保有していますか?
私はコロナショックのおり、3月2日から4月14日までの間にVOOをある程度機械的にちびちび買付けしていきました。
コロナショックの前までVOOは保有していなかったので、この時に買いつけた分のみが私が現在保有するVOOとなっています。
保有数は10株と決して多くはありませんが、コロナショックの時に買ったものであると明確にわかり、記憶にも記録にも残るVOOとなっています。
このことは今後の投資生活の良い参考資料として活用できる気がしています。
現在ではコロナショックから世界の株価は急回復しており、コロナバブルという言葉も出てきています。
そのような中でも記憶にも記録にも残るVOOを保有することがわたしの投資行動に良い影響を与え続けています。
VOOとは?
記憶にも記録にも残るVOOについて語る前に、ごく簡単にVOOについて復習します。
VOOはティッカー(米国銘柄の略称)で、正式な名称は「バンガード・S&P500 ETF」です。
米国の代表的なインデックスであるS&P500を構成している全ての株への投資が行われていて、S&P500に連動するように運用されています。
かの有名な投資家である、ウォーレン・バフェットが、自分がなくなった後の資産の管理について、「資産の90%はS&P500、残り10%は政府短期国債に投資せよ」と妻に告げています。
S&P500は、バフェットが最も信頼しているといってもよいほど安定感があり、米国を代表する優良企業の集合体といえます。
VOOはざっくり言えばS&P500を買っているということになります。
記憶にも記録にも残るVOOを持つ価値
VOOをタダのVOOとするのではなく、記憶にも記録にも残るVOOとする価値について述べていきます。
理由1:次の暴落時に買いに向かう勇気を与えてくれる
記憶にも記録にも残るVOOを保有することで、次の暴落時にどのような投資行動をとるべきなのかという示唆を常に自分のポートフォリオから意識することができます。
暴落時にはどうしても、狼狽売りをしたくなったり、買いに向いずらかったりします。
暴落時に買い向かうことが資産増大への起爆剤となることを頭では理解していても、いざとなると、資産が減る恐怖が先行してしまうことは容易に想定されます。
その時に備えて、メンタルを強化していくことが必要ですが、そのために記憶にも記録にも残るVOOは役立ちます。
上昇していく相場の中で、記憶にも記録にも残るVOOは、普段のポートフォリオの中でも優れたパフォーマンスを示してくれます。
平時に買付けたETFや個別株、または毎月定期積立をしている投信よりも優れたパフォーマンスを示すはずです。
日々自分の保有銘柄の株価をチェックするたびに、暴落で買い付けたことのメリットを感じることができます。
日々メリットを感じることで自分の脳に暴落へ立ち向かうことの大切さを日々植え付けていくのです。
このように、記憶にも記録にも残るVOOが自分のポートフォリオにあることで、暴落時に買いに向かう勇気を与えてくれるものとなるでしょう。
理由2:次の暴落時にどの程度暴落しているのか肌で感じることができる
現在は、コロナショックが終わりコロナバブルという言葉も出てきているように、株価はのぼり調子です。
当然私が保有するVOOも含み益となっています。
このまま株価が上昇し続けることを当然期待していますが、いつかまた暴落はやってくるでしょう。
それがコロナショックの2番底になるのか、数年後の○○ショックになるのかはわかりません。
そのような次の暴落が来たさいに、記憶にも記録にも残るVOOは役立ちます。
暴落が起きたさいに、今どの程度のレベルまで暴落が起きているのかということを肌で感じることができるでしょう。
記憶にも記録にも残るVOOが含み益のうちは、コロナショックの底までは落ちていないということがわかります。
要するにコロナショックの暴落と、次に起きる暴落について比較ができ、その時の暴落の程度を肌で感じることができます。
当然ながら、S&P500の指数や、ダウの指数などで比較はできますが、身銭を削って作りだした、記憶にも記録にも残るVOOはより自分ごとにとらえさせてくれるでしょう。
最後に:感情の防波堤を作る
人間は必ずしも合理的に判断を行うことができません。
なぜなら、様々な感情が生じるからです。
暴落への恐怖。資産減少の絶望。どん底からの回復とともに訪れる懐疑。そして楽観相場での熱狂。
これらの感情とどのように付き合っていくのかということが資産拡大ならびに精神の健康維持には欠かせません。
そういった意味では何かしら意味づけをしたETFや個別銘柄を保有しておくことが、感情に流されることをとどめるための防波堤的な役割を果たしてくれるかもしれません。
次はどのようなタイミングで、どの銘柄で、記憶にも記録にも残る保有銘柄を作っていこうかということを日々考えています。
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