30代大学教員5月の給料公開
みなさんこんにちは。
30代大学教員の白豚です。
私は大学教員として労働していますので給料を大学から(学校法人)から頂戴しております。
その給料の中から、生活費をねん出し、米国株を中心とした投資にもお金を回しています。
大学教員というのは全人口の中であまり多くはない職業だとは思いますが、大学から給料をもらって働いているという意味ではサラリーマンの一種ということもできます。
30代大学教員白豚の5月の給料公開
それでは30代大学教員5月の給料を公開します。
所属大学:地方私立大学
年齢:30代前半
扶養家族:1名(娘)
基本給:32万
各種手当・通勤費:5万
手取り:30万
金額は概算で示しています。
各種手当には住宅手当や扶養手当などが含まれています。
経営が厳しくなる地方私大の中では恵まれた給料だと思います。
大学教員の場合には他大学や専門学校などで非常勤の仕事をしている人もいますが、私は外で非常勤の仕事などはしていないので、本務校のみから給料をいただいています。
大学教員の給料に関する一般論
大学教員と言っても給料はピンキリです。
都心の有名私立大学の教授であれば年収で1500万から2000万ともいわれています。
さらに、有名な先生であればテレビ出演や本の執筆などで副収入があります。
一方で無名の地方私立大学では、私と同世代の専任の大学教員で年収500万に届かない場合もあります。
地方大学の中では私は恵まれている方だと思います。
また、大学の教員には非常勤講師と呼ばれる教員もいます。
この場合、担当授業1コマ当たりの給料を受け取ることになります。
これも大学によって様々ですが、低いところでは90分1コマ4000円程度から高いところでは90分1コマ15000円以上というところもあります。
大学教員の給料は多いのか?
大学教員の給料は少なくはないと思います。
しかし、私が現在30代で受け取っている給料は、私が大学卒業してしばらく勤務した一般企業の4年目の水準です。そのため、大企業に比べると低い水準と言えます。
多くの大学教員は長い学生生活を経て大学教員になります。
研究色の強い分野では当然大学院博士課程の修了が必要になります。
最短でも大学(学士)4年、修士2年、博士3年を経てその間学費を払うこととなります。
そのため多くの大学教員は多額の奨学金の返済義務を抱えています。
わたしも当然3桁万円の奨学金返済が必要です。
このように考えると大学教員の給料が特別高いとも言えないと思います。
実際に私の大学時代の友人は多くが大企業で働いていて、すでに1000マンとなっている人も大勢います。
大学教員の中には人物として優秀だなと思える人とそうでない人と様々な人がいますが、大卒、修士出くらいで企業に行けばすぐに600マンになるくらいの能力は備えている人がほとんどだと思います。
不満はない
現在の月収に私は不満はありません。
非常に恵まれた環境で自分の専門分野を生かしながら研究と学生の教育に携われています。
ただ、給料が増えてほしいとは思っています。
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